会社のランチの時間社食で

 「これお土産です」

 この会社の先輩で一緒のラインで仕事をしている小林温子さん。
 
 私にとって頼りになるお姉さん的存在。
   
 彼女の前にちょこんと箱をおいた。


 温子さんの大好きな紅茶。

 早速手に取りながら

 『ありがとう、これ高かったでしょう?嬉しい、大切に少しずつ味わうね』

 目をキラキラさせながらお礼を言ってくれる、喜んでくれる姿を見ると私まで嬉しくなってくる。


 これを選んで良かったとホット胸を撫で下ろす。