「苺…こっち来て」

顔を赤くしながら近づいた。

「苺…俺もお前のことすきだよ…」
「うん、そうだよね、嫌いだ…
っん!?嘘…だよね…?」
「嘘じゃない。昔からずっと好きだった。」

輝の目が真剣で、逸らせなかった。

「ひっぐぅぅぅん!!!」

思わず輝に抱きついてしまった。
あまりに勢いが強かったのか、輝は少しよろけた。

「苺、俺と付き合ってください」

輝は、私を引き離し告白してくれた。

「っっ!うん!」

私は泣きながら答えた。
夢みたいだと思った。そう思ってひっくんの頬をつねった。

「っい!何すんだ!」
「夢じゃないぃぃぃぃ!」
「夢じゃねぇよ、これからよろしくな」