私達は、離れていた時間を慌てて取り戻すかのように、裸の体を絡ませ…淫らに燃えた。


『気持ち…いい』


『本当?じゃ、もっとこうしてやる』


この快感…蒼真さんとじゃなきゃ絶対に味わえない。


これからは、こうしてまた、いつだってあなたを感じることができるんだ…


すごく嬉しい。


私、幸せだよ。


『お願い…もう離さないで』


『ああ。もう二度と離れない。ずっと1人でいて改めてわかった。藍花のこと、俺は世界で1番愛してるって』


どこまでも甘い言葉に酔いしれる。


こうしてこのまま…ずっとあなたに抱かれていたい。


2人きり、快楽に溺れていたい。


そして、他の誰かじゃなく、一生、私のことだけ愛してほしい。


そんな私の欲望と願望は…海よりも深かった。