確かに私に対する発言はキツ過ぎるけど、それも今の春香さんには言葉を選ぶ余裕がなかったんだと思えば少し楽になる。


うん、あまり考えないようにしよう。


そうしなきゃ、潰れちゃう。


私は…そんなに強くないから。


今夜の告白…


歩夢君の気持ちを受け入れられないことはすごく申し訳なかったけど、今は、目の前の仕事を頑張るしかないと思った。


とにかく自分ができることを一生懸命頑張ってたら、きっと、何かが良い方向に動くような気がしたから。


大丈夫。


絶対、みんな、大丈夫だよ。


いつか歩夢君だって素敵な人を見つけて必ず幸せになる。


そう…信じたい。


うん、そうだよね、七海先生にも…ちゃんと言わなきゃね。


先生にも幸せになってもらわないと困るよ。


だって、2人とも私には…とても大切で、特別な人達だから。