『世界一似合ってると俺は思ってるけど?だからそれでいいだろ?藍花のこと、必ず俺が守るから。絶対に守る。俺を信じろ』


『蒼真さん…』


本当に…?


嬉しくて涙が出そうだよ。


『藍花、俺と…付き合ってくれ。断るなんて…許さない』


激しい言葉だった、でも…


たまらなく幸せで、私は蒼真さんの申し出を受け入れたいと素直に思った。


あんなに迷ってた数時間前までの自分は…もういない。


その代わり…


白川先生に調教された淫らな私がいる。


きっと元々潜在的に眠っていたものを、蒼真さんが引き出してくれたんだと思う。


これから先も私は、病院では「白川先生」に、2人の時は「蒼真さん」にしつけられていくんだ。


湯船から出て、タイルの上に座り込んだ2人。


向かい合って抱き合い、キスを繰り返した。