「なんで告白しないの?絶対両思いでしょ」
そんなはずないよ
私はただの友達――
「......そんな顔しないでよ。何か理由があるっぽいね」
これ以上踏み込まれる事はなかった――タラシだけど気を使ってくれるとてもいい先輩だな。
「恒星先輩、ありがと。」
踏み込まないでくれて―――
「いつでも相談していいよ―――連絡先交換しよっか!」
ふふっ、明るい先輩だなぁー
「はい!」
もうしばらく話してから教室に戻った
「朝沙日、大丈夫だった?」
と教室から戻ってきて1番に美依が声をかけてきた
「うん!しばらく寝たから大丈夫だよ」
そしたら、"よかったー"と美依は安心した表情をした。
