笑顔で君に向けて


「なんで告白しないの?絶対両思いでしょ」
そんなはずないよ

私はただの友達――

「......そんな顔しないでよ。何か理由があるっぽいね」
これ以上踏み込まれる事はなかった――タラシだけど気を使ってくれるとてもいい先輩だな。

「恒星先輩、ありがと。」
踏み込まないでくれて―――

「いつでも相談していいよ―――連絡先交換しよっか!」

ふふっ、明るい先輩だなぁー
「はい!」


もうしばらく話してから教室に戻った

「朝沙日、大丈夫だった?」

と教室から戻ってきて1番に美依が声をかけてきた
「うん!しばらく寝たから大丈夫だよ」

そしたら、"よかったー"と美依は安心した表情をした。