シックザール

「あーぁもう手遅れだ」
そう言って彼女は母親らしき人の方へ行ってしまった。
「ねぇ百合香どうゆうことだろう」
「あの子困ってる私たちに出てけって言ってたよね。なにかおかしくない?」
「そうだね。今日はとりあえずあそこにあった空き地で休むとして明日また考えよう」
そうして私達は商店街を出たとこにあった空き地に向かった。
「それよりどうする?百合香?」
「とりあえず、明日みやびさんを探して詳しく聞いてみようよ」
「そうだね」