意を決したようにそう言う玲の言葉に2人は「え!?」「はあ!?」と素っ頓狂な声を上げた。
「なにそれ、知ってるんだったら早く言いなさいよ!」
「いつ?いつどこでその人を見たの!?」
そう言い迫る2人に、玲は首を横に振った。
「あの部室に私が一番乗りで行った日。私がドアを開けるとその人はいたの。ちょうど華の机の上に原稿を置いていた。でも私はその人の正体を言うことができない。…貸しがあるから。でも、本当に信じてほしい。」
玲はそう言うと椅子から立ち上がった。驚いて見上げる私たちに「ごめんね。じゃあ。
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