母に話したことで少し気が晴れたわたしは、母が部屋を出た後、のそのそと鞄の中に入ったままの携帯を取り出した。
わたしが倒れたことはことの他知れ渡っているみたいで、亮や月や彩たちまで心配するメッセージが届いていた。
そのメッセージを一つずつ開封していく。
『最近ずっと様子おかしかったけど大丈夫?何があったのかはわからないけど、私はいつでも華の味方だから、私に遠慮せず相談してね。』
『はな、お願いだからもう無理はすんな。寝れないなら、またゆっくり治療すればいい。俺も一緒に付き合うから。』
『はなちゃん、大丈夫?最近月ちゃんもはなちゃんのこと心配してたから…今日はゆっくり休んでねえ~』
『華、お大事に。風邪のときはポカリよ。』
『月から倒れたって聞いたけど大丈夫!?!?華は頑張りすぎだよ!ちゃんと休んで!!」
『はな、あんたが死んで、亮くんとあたしが結婚することになっても全然うれしくないんだから!馬鹿は風邪ひかないっていうんだからさっさと学校来なさいよ!!』
みんなからのメッセージに泣いて、笑って、突っ込んで、空っぽだった心に温かい言葉がぎゅうぎゅうに詰められていく。
なんか、一人でかかえこんで突っ走っていたのが途端にバカバカしく感じた。

