あの日溺れた海は、


先生のことを知って、知らないところで繋がっていて、その時よりも先生に近づけたのかなと思ってた。


でも未だにこうして背中をただ眺めてるだけしかできないわたし。


惨めで泣きそうになった。
 

堪らず目を逸らして水槽を見つめた。
 

先生の隣に行きたい。
 


先生の隣にいたい。
 
 

そう初めて強く想った。
 
 
初めはただわたしの世界の片隅に先生がいればよかった。


でもどんどん先生に近づいていくうちにわがままな自分が出てきた。

もっと近くにいたい、話したい、先生のことを知りたい、心に触れたい、
 

先生の隣を堂々と歩きたい。
 


そう思ってしまった。