この恋は、『悪』くない。


「お疲れ様です!」



「あ…お疲れ様です」



また隣の休憩と同じになってしまった



コンビニ行くのかな?

進む方向が一緒だった



樽崎くんの姿はなかった

なんだ、いないんだ



良かった

少しホッとした



森谷さんと入ったラーメン屋さんに

みんな入って来た



「あ、奇遇っすね!」

「ここ美味しいって聞いたんで…」



ちょっと気不味い



「あー、ラーメン好きですか?
ここのラーメンは…………………………」



席が空くのを待つ数分

なぜか森谷さんが

ここのラーメン屋さんの説明をした



まぁ、よかったのか

おかげで変な気を使わないで済んだ