猫と笑顔とミルクティー~あの雨の日に~

私は、待たせてはいけない!!とシュタタタタタッ!と返事を書いた。

『こちらこそありがとうございましたm(_ _)m私も楽しかったです!来週の水曜日も楽しみにしてます^^おやすみなさい☆』

こ、これで大丈夫かな?変な文章じゃないよね?もうちょっと内容のある文章の方が良いのかな?

「でももうおやすみなさいって書かれてるし、これで会話は終了だよね?そんなに大量の文章送ったらウザいよね……?」

少し迷ったけど、ええいっ!と送信ボタンを押した。


「…………………………」


部屋に上がれば良い物の、何故かその場にしゃがみ込んで10分くらい待ってみた。

返事は来ない。

「やっぱりあれで会話終了か……」

私的にはもう少し会話を楽しみたかったけど……。

「でも!三毛さんの番号とアドレスはゲット出来たし、上出来よね!」

うんうん!と頷き、靴を脱いでやっと部屋に上がった。

「さて、お風呂入って楓にメッセージカードでも書くか!」

体が少し冷えてるし湯船に浸かってこの幸せを嚙み締めよう。

そうと決まれば!とお風呂に直行して、三毛さんからのメッセージを見てニヤニヤしながら湯船にお湯が溜まるのをずっと待っていた。