3.数え歌

わたしには両親がいる

大事な親友がいる

目が見える

耳が聞こえる

手足もある

身体はちょっとこわしてるけど
痛いところもない

詩を書いてる、小説も

歌が得意

幸せです

感傷が止まらなくて、秋だね

私は死にたい少女だった
ハタチを超えても変わらなかったから
こじらせたけど

あるとき、生きると覚悟を決めたら
死にたいのは引っ込んでいった

でも、何回も出てくるね
おばさんに近づくにつれて
だんだん出てこなくなってきたけど

こうやって鈍くなっていくのかな?
それでも、何度でも覚悟をする

生きていく覚悟をする