それからも、私は楽しい学校生活を送っていた。勉強して、友達と話して、部活をして、忙しいけど楽しい毎日。かっこよくて可愛い先輩、同級生、後輩のせいでドキッとしちゃうこともあるけどね。

そんなある日、私がいつものように唯くんと登校し、下駄箱を開けるとあるものが入っていることに気付く。白い封筒に入れられた手紙だ。

「何だろう、これ……」

開けてみると、「放課後、空き教室で待っています」と書かれている。誰が書いたものなのか、名前は書かれていない。

「最愛ちゃん!これって、告白されるってことじゃないの?」

いつの間にか隣にいた友達が目を輝かせ、他の友達もみんなはしゃぎだす。私は「まだ決まったわけじゃないよ〜」と言いながらも、ちょっとドキドキしてた。こんなこと、人生で初めてだから。

ドキドキしていた私は気付かなかった。あの四人が私をジッと見ていたことに……。



放課後、私が空き教室に行くとクラスメートの男子がいて、友達が予想していたように告白されてしまいました……。でも、私はその男子のことは友達としか見れないから、心苦しいけど断ったよ。