若旦那の恋は千鳥足

駅で、お義父さん達と待ち合わせて、同じ新幹線で京都に向かった。



(さぁ、これからが大変だ。)



京都に着いたら、義父さん達は家に直行し、私と柚希さんは、デパートに立ち寄った。
明後日の麗華さん達の結婚式に着て行く服を選ぶためだ。



買い物の途中で、ふと、ショウウィンドウに映る私達の姿に目が止まった。
今の私達は、周りからどんな風に見られてるんだろう?
夫婦?
恋人同士?
友達?
それとも赤の他人?



さすがに、赤の他人はないよね?
一方通行でも愛はあるんだし、せめて友達以上には見られたい。



麗華さんと朝宮さん、そして、由香と宏さん…どちらもとてもお似合いだ。
ちゃんと、恋人同士に見える。
でも、私と柚希さんは、どこかチグハグな感じがするはずだ。
ルックスが違いすぎるってだけじゃなくて、やっぱり、愛情のあるなしが滲み出てしまうのかな。
そんなことを考えては、密かに落ち込んだ。



「……どうかしたの?」

「ん?え?あ、な、なんでもありません。」



今更、そんなこと考えてどうするっていうんだろう?
やめた、やめた。
私にはまだまだやることがある。
つまらないことを考えてる暇はないんだ!
無理やり、気分を切り替える。