「そうだったんですね…」
こんな時、なんて言えば良いのかな?
良い言葉が浮かばず、つまらないことを言ってしまった。
「東京に出て来て、一人で暮らすようになって…
なんだかたまらない気持ちになった。
僕は、ひたすら勉強して、株も始めて、実家のことを…今までのことを思い出さないようにした。
確かに、忙しくしてる時は思い出すこともあんまりなかったけど、まだ僕の心の中ではもやもやしてたんだ。
いろんなことが落ち着いて、時間が出来ると余計にもやもやした。
なんでだろうね。
僕は納得したつもりだったのに。」
「それは…罪悪感みたいなものじゃないですか?
本来なら酒蔵の若旦那になるはずだったのに、その役目を放棄した…
それは、酒蔵の将来を考えてのことですから、放棄じゃなくて身を引かれたわけですが、そのことで柚希さんは責任を感じられたんじゃないですか?」
「それは買い被りすぎだよ。
まるで逆だ。僕は、家族から見捨てられたみたいな…そんな気分を感じてた。
僕なんかいなくても、酒蔵はうまくいってる。
いや、いないからこそ、うまくいってるんじゃないかって、そんなことまで思ってね…」
「柚希さん……」
こんな時、なんて言えば良いのかな?
良い言葉が浮かばず、つまらないことを言ってしまった。
「東京に出て来て、一人で暮らすようになって…
なんだかたまらない気持ちになった。
僕は、ひたすら勉強して、株も始めて、実家のことを…今までのことを思い出さないようにした。
確かに、忙しくしてる時は思い出すこともあんまりなかったけど、まだ僕の心の中ではもやもやしてたんだ。
いろんなことが落ち着いて、時間が出来ると余計にもやもやした。
なんでだろうね。
僕は納得したつもりだったのに。」
「それは…罪悪感みたいなものじゃないですか?
本来なら酒蔵の若旦那になるはずだったのに、その役目を放棄した…
それは、酒蔵の将来を考えてのことですから、放棄じゃなくて身を引かれたわけですが、そのことで柚希さんは責任を感じられたんじゃないですか?」
「それは買い被りすぎだよ。
まるで逆だ。僕は、家族から見捨てられたみたいな…そんな気分を感じてた。
僕なんかいなくても、酒蔵はうまくいってる。
いや、いないからこそ、うまくいってるんじゃないかって、そんなことまで思ってね…」
「柚希さん……」



