若旦那の恋は千鳥足





「今日は疲れただろう。」

二人が帰って、後片付けが終わり…
私達はまったりお茶を飲んでいた。



「いえ。麗華さんのことで、却って元気が出ました。」

「確かに、そうかもしれないな。
まさかあんな事になるなんてな。」



麗華さんと朝宮さんは、その後、こちらが見てられないくらい、ラブラブな雰囲気になって…



あの調子だと、もう柚希さんのことは諦めてくれるだろうと思えた。
私に何かを仕掛けて来ることもないだろう。



(良かった……)



まさかこんなことになるなんて予想もしてなかったけど、食事会を開催して正解だったね。



「麗華さんのことは、もう心配しなくて大丈夫ですよね?」

「そうだな。もう大丈夫だと思う。
これでやっと前に進めるよ。」



前に?
あぁ、結婚に向かって…ってことだね。
そっか、私も、ついに、結婚かぁ。



「……君に話しておきたいことがあるんだ。」

「そうなんですか?」

改まって、一体何なんだろう?
思いあたることはなにもないけど。



「言おうか言うまいか、迷った。
話したら、もしかしたら、僕と結婚したくなくなるかもしれない。
でも、それでも、話さないといけないんじゃないかって…
麗華達を見てて、そう思ったんだ。」

え?何、なに?
なんか怖くなって来たんですけど~!