ぴーまんじゃなくて、ぴーめん

「おはよ!昨日は先に帰ってごめんね!」

「おう!」

私決めた。

後悔のないように頑張る。

だから、今ビビって逃げてちゃダメなんだ。

「そういえばさ、蓮ってキャンプ何班だったの?」

「俺は、確か4班!一花は?」

「えっ!!嘘!私も4班だよ!」

どうしよう!

すごく嬉しい。

「まじか!!やったな!」

「3組の4班は、他に誰がいるの?」

「美麗と西野だよ。西野って誰かわかるか?」

それより今、美麗ちゃんって言った?

美麗ちゃんとも一緒なの、?

「西野くん?わからないなぁ。み、美麗ちゃんとも一緒なんだ!」

「うん!てか、一花のクラスは誰なんだよ笑」

「鈴野朝陽くんと、櫻木由奈ちゃんだよ!」

「あー、鈴野か!鈴野はイケメンで有名だよな!笑笑」

「まぁ、そーだね笑笑」

「まぁってなんだよ!笑」

「だって私的には、」

頑張れ、自分。

「うん?」

やばい。

『蓮の方がかっこいいよ』

たった一言なのに緊張する。

大丈夫!!

「蓮の方がかっこ…「おはよー!」」

可愛い声が聞こえてきた。

その声の主は美麗ちゃんだった。

「おはよ!2人とも!」

「美麗、おはよ!」

「美麗ちゃん、、おはよ。」

「私も一緒に学校までいってもいーい?」

「おう!」

「ごめん一花、さっき何か言いかけてなかった?どした?」

「っ、ううん!なんにもない!」

最後まで言えなかった。



なんで、緊張してないで早く言わなかったんだろう。

後悔でしかない。
「一花またな!」

「うん!」