ーーキーンコーンカーンコーン

「お疲れ様です」
「ひゃぁ、んぐ」

咄嗟に大きな声が出そうになって自ら口を塞いだ。

「危ない……。待ってました」

褒めてと言わんばかりにドヤ顔をする彼、

「急に現れないでくださいよ…怖い…」
「すみません…。ひさしぶりの学校、わくわくしました」

よく見ると、彼の服装は制服だった。
この制服は…特詠かな?隣の……ってことは、通学中とかに亡くなったのかな……?

「それは良かったです。」
「ふふふ」