あれだけ私は廉くんに本気だったはずなのに、すぐに別に人に乗り換える。飽きっぽい。

そんなこと昔っから知ってる。司様のこともすぐに忘れられると思っていたのに、忘れられなかった。

本当にこの人が私の運命の人なんだって期待した。

期待したのに……っ!

いつも私の恋を邪魔する。誰よ、私の幸せを奪うのは。

もう嫌。邪魔する人間なんて大っ嫌い。滅んでしまえばいい。私の幸せを邪魔する人間なんて……っ!!


司様…! 私はあなたに後悔させてやる。私はあなたの事を許さない。大っ嫌いよ。

真っ暗な公園で私は誓った。

人の決意は神でも揺るがせない。なら私の勝ちだわ。私は…私の幸せを邪魔した人間を許しはしない…!

さぁ早く帰って計画を立てよう。私が幸せになるために──