だけど
「和人君!優依来たよ!」
春香が言う。
「は、春香〜。」
和人君は私に気が付く。
せっかく盛り上がってたのに悪いよ…。
さっき和人君といた女の子は嫌な顔をしてる。
「優依さんどうしました?」
和人君は私に聞く。
やっぱり気遣ってるよね。
私が来たら“どうしましたか?”だし…
未だに敬語で名前にさん付け。
確かに私は年上だけど…
和人君に気遣わせたくないし、普通のカップルらしくいたい。
最近はいつか
和人君が私から離れちゃうんじゃないかって不安になる。
私はこんなんだから…
やっと和人君だけを見れるようになってきた。
だけど
やっぱり不安はまだある。
「盛り上がってた所ごめんね…」
私は和人君に言う。
「い、いえ!わざわざ来てもらってすみません。」
和人君が言う。
やっぱり……


