君は可愛い年下君☆




すると


「あ、あたし用事思い出したー!」


春香が突然言い出す。


……え……


「ごめんね。帰らなきゃ…」


春香が言う。


気が付いたら夕方の6時。


男子達といた時間は少なかった。



「そろそろ帰らなきゃ…」


私も言う。


すると


「優依さん送りましょうか?」


和人君が私に言う。


「大丈夫。近いし…」


私はそう答える。


「そうですか。じゃあ今度メールします。」


和人君はにっこりと笑って言った。


メール…か。


「優依帰る?じゃあ途中まで一緒に帰ろう!」


春香が言う。


「うん。」


みんなに別れを言うと春香と私は店を出た。


あんまり和人君と話せなかったな…。


なんか和人君が気になるんだよね。







「…和人君気に入った?」


――店を出るなり春香が私に聞く。


……え!?