君は可愛い年下君☆



私は和人君を見る。


すると


「しつこいですね。」


和人君は俊也に言う。


「……は?」


俊也は和人君を見る。


「優依さんは渡さない。何があっても絶対に。あんたみたいなやつが優依さんを幸せにできるわけない。」


和人君が言う。


「お前…」


「別れたならちゃんと前進めよ。俺が優依さんを絶対に幸せにするんだ。」


和人君が言う。


和人君……


「くそ。」


俊也はその場を離れた。


和人君……。


私……



「す、すみません。優依さんを渡したくなくて。優依さんの気持ちまだちゃんと知らないのに…」



和人君が言う。


和人君……。



私は首を横に振る。


私はもう悩まないよ。


俊也が大好きだった。


でも今は


それ以上に和人君を大好きになろうとしてる。


私が和人君を幸せにする。


和人君が私を幸せにする。


その道を選びたい……。