君は可愛い年下君☆





「……一途かぁ。」


和人君はずっと私の事…


なのに私は



まだ気持ちが不安定で…


和人君を不安にさせるかもしれない。


それでも…


ずっとずっと隣にいたくて……




――放課後…


私は和人君と帰る。



和人君と普通に楽しく雑談して帰ってた。


だけど


……え……



校門の前には…


「……俊也…」


私は校門の前で立ち止まる。


俊也は私に気付くと私を見る。


どうしよう……


私は和人君の手をギュッと握る。



すると


「優依、誰?そいつ…」


俊也は私に聞く。


「い、今の彼氏…」


私はそう答える。


「なんでそいつ?俺の事もう忘れたのかよ?」


俊也は私に聞く。


言葉が返せない…


忘れたわけじゃない。


でも


今は………。