「優依は不安になりすぎ。俊也の事はシカトしな?今は和人君に惹かれてるんでしょ?」
「……うん。」
和人君と別れると私は教室で春香にまた相談。
「和人君に話したら?そんで俊也に一言言ってもらうの。」
春香が言う。
「だ、だめだよ。和人君には言えない…」
和人君には迷惑かけたくないし……
「付き合ってるんだよ?自分の今の気持ち和人君にどんどん言わないと!和人君不安にさせたらどうするの?」
春香が言う。
「確かにそうだけど…」
「和人君、モテるんだよ?彼氏から聞いたけど…中学の時なんか超美人から告られた事あるくらい。」
「……え……」
和人君が…?
「なのに、和人君はずっと優依を好きだったんだよ。一途なんだよ。だから、優依は大切にすべきなの。」
春香が言う。
「うん…。」
和人君はずっと私を好きでいてくれたんだもんね。
その気持ちに応えたいよ。


