君は可愛い年下君☆




だけど



「俺はまだ好きだから。それに別れてからそんな時間は経ってない。その彼氏の事、本気で好きなのか?」


「…え…」


「俺にしろよ。」

俊也が言う。


だけど


頭にいっぱい浮かぶのは和人君。

時間なんて関係ないんだよ。


私は

好きなんだもの…


和人君の事が…



好き……


「帰って。」


私はそう言うと家に入った。


大好きだった。


だけど


今は……?



もう……









――翌日。


「優依さん!」


今日も和人君と待ち合わせして学校に行く事に。


昨日あんな事があったから…


まだ複雑。


「和人君…」


私は和人君を見ると抱きつく。


「何かあったんですか?」


和人君は私に聞く。


「なんでも…ないの…」


和人君は私が俊也に会ったって知ったら不安になるから


言えない…