その後は二人でお菓子を食べながら色んな話をした。
和人君と私はかなりくっついて話してた。
和人君の隣は居心地が良かった。
彼女らしくなれてるかな?
私。
和人君の彼女になれて良かったって思い始めていた。
だけど
あんな事が起きるだなんて…。
「今日は楽しかったよ。」
18時くらいになると私は和人君に家まで送ってもらった。
「俺も最高に幸せでした。」
和人君が笑って言う。
「次は5月かな?」
私は言う。
私の誕生日に二人でライブ…
「楽しみですね。優依さんの誕生日ですし、いっぱい祝いますよ。」
和人君が笑って言う。
「ありがとう。」
私が言うと和人君はずっと繋いでた手を離す。
「じゃあまた学校で。」
和人君が言う。
「うん。またね。」
私が笑って言うと和人君は家に帰った。
私は和人君の背中が見えなくなるまで見つめてた。


