君は可愛い年下君☆



「優依さん、どうしたんですか?」


和人君は私を見る。



あ、ついぼーっとしてたな。


「ごめんっ。大丈夫。」


私は和人君に言う。


すると


「優依さん、俺の事好きですか?」


和人君が私に聞く。


……え……


「和人君…」


好きになってるよ。


でもそれは


まだ未完成…。


「俺、もうガキじゃないんで。優依さんには弟みたいに思われたくないんです。」


和人君が切ない表情で言う。


和人君……。


「好きになってるよ?」


私は和人君の手を握り言う。


すると和人君は笑った。


「良かった。」


――ドキッ


和人君…。


「遠慮しなくていいんだよ?私、そっちのが不安だよ…」


私は和人君に言う。


すると


「不安にさせてすみません。」


和人君が言う。


良かった。


お互いの気持ちが分かって。