君は可愛い年下君☆







―――ガチャ


「すみません!散らかってて。」


和人君は部屋に入るとお菓子と飲み物を勉強机に置き、慌てて床に放置されてた物をベッドの下にしまう。


「だ、大丈夫だよ。」


私は和人君に言う。



「すみません。」


そういえば…


俊也ともこんな事あったな。


私が初めて部屋に入った時だ。



……は!


だめだめ…


たまーに、和人君といる時でも俊也を思い出す。


だめな私…。


全部過去にしちゃいたいものなのに……。


「優依さん、お菓子とアイスティーどうぞ。」


和人君はお菓子とアイスティーを床に置き私に言う。


「あ、ありがとう。私、これ大好き。」


私は和人君に言う。


すると和人君はにっこりと笑った。


和人君に悪いな。


私は罪悪感でいっぱい。


まだ気持ちは俊也に少しあるような気がして不安になる。


和人君を好きでいたいのに……