君は可愛い年下君☆




すると


「語りましょう。美味しいお菓子と飲み物あるし。」


和人君が笑って言う。


「あ、うん…」


だよね……


和人君とキスしたのは一回だけ。


こないだの生物室での不意打ちのキスのみ。



もしかしたら


私に気使ってるのかなって不安がある。


キス以上はまだ無理だけど……


キスは平気なんだよ。


私は和人君の事をもう好きになってるのかもしれない。


でも和人君は


私の気持ちがまだ俊也にあるかもとか心配なのかな…。




「俺の部屋あそこなんで待ってて下さい。」


和人君が部屋を指さし言う。


「あ、うん。」


私は和人君の言う通り、和人君の部屋に行き、待つ事にした。





――――ガチャ


和人君の部屋は少し散らかってた。


男子らしい部屋だよね。


雑誌やマンガや服が床に放置されている。