君は可愛い年下君☆








映画ではかなり泣いた。



恋愛系の映画だ。


和人君は私の手をずっとギュッと握っててくれた。





「大丈夫ですか?」



映画が終わると和人君は私にハンカチを渡し聞く。


「ありがとう。私、泣きすぎだね。」


私は和人君に借りたハンカチで涙を拭く。



「いいんです。優依さんの泣き顔、可愛いですし。」


和人君が笑って言う。


「……え……」


――ドキッ

か、可愛い!?


「あ、つい言ってしまった…」


和人君は顔を明らめ言う。


そんな和人君は可愛い。


「あはは。ありがとう。」


私は笑って和人君に言った。




それからは二人でショッピングモールに行ってあちこち回ったり、お昼を食べたりプリクラを撮ったりした。



和人君といる時間は幸せで。


ドキドキする事もある。


私は和人君を好きになってってるみたいだ。