「え!?考えるって言ったの!?」


「…うん。」



――翌朝。


私は春香に相談。


さすがに気まずいのか和人君は今日はクラスに来てない。



「即オッケーだって!和人君モテるんだよ?」


春香が言う。


……う……


そうなんだけど…


「傷付けたくないし…」


私は春香に言う。


「大丈夫だよ。和人君なら優依の心を癒してくれる!」



春香が言う。



「……で、でも…」



大丈夫かな?



「よし、ウジウジしてないで早く一年の教室行こ!」


春香が言う。


「……え……」



「ほーら!!」


春香に手を引かれ私は教室を出た。



えー!?



春香!?







――結局……





気が付いたら春香に連れられ和人君のクラスの前にいた。