「いつまで引きずるつもり?前に進まなきゃだめだよ。和君となら大丈夫だよ。」
春香が言う。
分かってる…。
いつまでもこうしてられないって事は分かってる。
でもね…
なかなか私の心の中から俊也は消えない。
私は
未練ったらしいや。
自分で別れを告げたのに……
「心の中に消えないの…」
私は春香に言う。
すると
「和君の事、好きになってみなよ。新しい恋が優依の心のサプリメントになるよ。」
春香が笑って言う。
「……新しい恋…か。」
考えてみようかな…。
「優依さんのお弁当ですか!?美味しそう…」
――和人君が来たのは昼休みだった。
「食べる?」
私は和人君に聞く。
和人君は購買で買ったパン三つのみ。
そんなんじゃかわいそうだし……


