君は可愛い年下君☆






「優依さん!!」


――翌日。


教室に着くと和人君が私を待っていた。


「おはよう、和人君。」


私は和人君に言う。


「おはようございます。ね、優依さん!このアーティスト好きですか?」


和人君はそう言うと私はチケットを私に見せる。


………あ………


それは私の好きなアーティストのライブのチケット。


「これかなり好きだよ!どうしたの?」


私は和人君に聞く。


「親戚に譲ってもらって。良かったら一緒に行きませんか?」


和人君は私に聞く。


……え……


「一緒に?」


「はい!」


私が聞くと和人君は笑って言う。


「いいよ。」


好きなアーティストのライブだし…


「本当ですか?一緒に行けるなんて感激です!」


和人君は嬉しそうに言う。



―――ドキッ


可愛い…。


……って私!!