「優依さん!!」
――翌日。
教室に着くと和人君が私を待っていた。
「おはよう、和人君。」
私は和人君に言う。
「おはようございます。ね、優依さん!このアーティスト好きですか?」
和人君はそう言うと私はチケットを私に見せる。
………あ………
それは私の好きなアーティストのライブのチケット。
「これかなり好きだよ!どうしたの?」
私は和人君に聞く。
「親戚に譲ってもらって。良かったら一緒に行きませんか?」
和人君は私に聞く。
……え……
「一緒に?」
「はい!」
私が聞くと和人君は笑って言う。
「いいよ。」
好きなアーティストのライブだし…
「本当ですか?一緒に行けるなんて感激です!」
和人君は嬉しそうに言う。
―――ドキッ
可愛い…。
……って私!!


