空に向かって叫ばせて

憧れの人がいた。
友達として、彼みたいになりたかった。
でも、なんでだろう。
なんとなく、目で追ってしまう。


「暑い。」
そう一言呟いて、私は空を睨む。真上には眩しすぎる太陽がいて、360度どこにも逃げ場がない。日陰もない。なのに人は多すぎる。
拷問。それか意地の悪すぎる悪戯。はたまた私になにか恨みでもあるんですか。
送る相手もいないのに、不機嫌な私は行き場のない不快感をぶつけたがる。