夏休みの間、俺達は幸せな恋人生活を送った。
「ふふ。 でね? この曲のここの部分がね?」
「うん」
「夏輝にあってていいんじゃないかって、夏輝はどう思っ…んんっ…!」
「…ごめん。 つい、しちゃった」
「あ、いや、び、びっくりはしたけど嫌じゃなかったよ」
病院のベッドでの初めてのキス。
「病院の屋上って立ち入り禁止だと思ってた」
「まぁ、許可があれば入れるかな。 屋上庭園だから散歩もできるし」
「許可がいるの?」
「うん。 一応ね。 誰がどこにいるか把握する必要あるみたいだから。 それで、夏輝が作ってきたお弁当食べたい!」
「おうよ! 俺の愛妻弁当食べてみてちょーだいな!」
病院の屋上での初めてのピクニックデート。
千冬ちゃんと恋人になって本当に幸せな日々が続いていた。
だけど夏休みが終わってすぐ、俺のスマホに一本の電話がかかってきた。
「ふふ。 でね? この曲のここの部分がね?」
「うん」
「夏輝にあってていいんじゃないかって、夏輝はどう思っ…んんっ…!」
「…ごめん。 つい、しちゃった」
「あ、いや、び、びっくりはしたけど嫌じゃなかったよ」
病院のベッドでの初めてのキス。
「病院の屋上って立ち入り禁止だと思ってた」
「まぁ、許可があれば入れるかな。 屋上庭園だから散歩もできるし」
「許可がいるの?」
「うん。 一応ね。 誰がどこにいるか把握する必要あるみたいだから。 それで、夏輝が作ってきたお弁当食べたい!」
「おうよ! 俺の愛妻弁当食べてみてちょーだいな!」
病院の屋上での初めてのピクニックデート。
千冬ちゃんと恋人になって本当に幸せな日々が続いていた。
だけど夏休みが終わってすぐ、俺のスマホに一本の電話がかかってきた。



