私は小さい頃男に襲われた…。
それから男性恐怖症になり会話することもままならない。そのため恋なんて絶対にするはずないと思っていた。
これはそんな男性恐怖症の私が彼と付き合うまでのお話。
•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸•*¨*•.
季節は1月の後半。寒い中私の肩を叩いて
「おはよ!なな!」
と朝、私(春咲七海)に声をかけたのは高校に入ってできた友達の花岡椿だった。
「おはよ。椿。」
挨拶を返しそのまま他愛のない会話をしていると椿と仲のいい男子、成宮奏多が教室に入ってきた。
「あ、成宮!おはよ!今日は遅刻じゃないんだね!」
「ん?あぁ。」
と小さく頷き返事を返す。
相変わらずだな〜と口にしてる椿の隣で私は成宮ってどんなやつなんだろうと少し思っていた。
「ねぇ、椿?成宮ってどんなやつなの?」
「おお?男性恐怖症のななにも恋の予感ですかぁ?(笑)」
「違うよ!そんなんじゃなくて!椿と仲がいいからいい人なのかなって思っただけ!」
「へぇ〜?(笑)うーん。成宮は普通にいい人だと思うけど…。ななも仲良くなれると思うよ?」
椿はどう?と言う風に私の顔を見る。そして何か思いついたみたいで口にする。
「今度私とななと成宮と成宮の友達の誰か誘って遊びに行こうよ!」
「は?急に何?私男と出かけるのとか無理だと思う。」
「大丈夫だって!ちょっと聞いてくるね〜。」
私の返事も聞かずに椿は行ってしまった。
戻ってきた椿は嬉しそうな顔で私に言う。
「2月の初めなら行けるって!ななも行けるよね?」
少し考えたあと返事を返した。
「うん。行けるよ。」
そして4人で遊びに行くことが決まった。
大丈夫と自分に言い聞かせて当日を待つ。
あっという間に4人で遊びに行く日になってしまった。私は待ち合わせの場所に着いて残りの3人を待っていた。そして最初に来たのは成宮だった。
「今日ちょっと暑いね。上着ミスったぁ(笑)」
と話す。私はあまり話したことのない人特に男子と話すのは苦手で上手く話せなかった。
「私も上着ミスったかも(笑)」
と返した。だよなぁと言う成宮と2人で椿達を待った。しばらくして椿が来てその後に成宮の友達の西崎夏月が来た。
「夏月おそっ(笑)お前が一番最後だぞ(笑)」
「え?まじ?ごめん〜。」
そんな男子2人の会話を聞きながら歩く。
しばらくして椿が2人には聞こえない声で「どう?やっぱ辛い?」
と聞く。私は首を横に振り大丈夫と言った。
そして成宮は私の家が他の人より遠いからか帰り方を教えて心配してくれた。
帰りの電車で私は成宮にメッセージを送った。
『今日はありがとう。楽しかった。』
『俺も楽しかった。』
そのまま少し会話を続けた。けど話したのはその日だけでその後は学校でもメッセージでも話すことはなかった。
そして2年生になった。2年生になって1ヶ月後くらいに成宮からメッセージがきた。
『久しぶり〜。最近話してなかったね〜。』
『たしかに久しぶりかも。』
またメッセージで話すようになった私達が仲良くなるのに時間はかからなかった。それからクラスが違くてもお互いの教室に行って話したりしていた。椿からは『付き合ったの?』とか色々言われたが全て否定した。男性恐怖症だった私は成宮と友達になることができた。
それから男性恐怖症になり会話することもままならない。そのため恋なんて絶対にするはずないと思っていた。
これはそんな男性恐怖症の私が彼と付き合うまでのお話。
•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸•*¨*•.
季節は1月の後半。寒い中私の肩を叩いて
「おはよ!なな!」
と朝、私(春咲七海)に声をかけたのは高校に入ってできた友達の花岡椿だった。
「おはよ。椿。」
挨拶を返しそのまま他愛のない会話をしていると椿と仲のいい男子、成宮奏多が教室に入ってきた。
「あ、成宮!おはよ!今日は遅刻じゃないんだね!」
「ん?あぁ。」
と小さく頷き返事を返す。
相変わらずだな〜と口にしてる椿の隣で私は成宮ってどんなやつなんだろうと少し思っていた。
「ねぇ、椿?成宮ってどんなやつなの?」
「おお?男性恐怖症のななにも恋の予感ですかぁ?(笑)」
「違うよ!そんなんじゃなくて!椿と仲がいいからいい人なのかなって思っただけ!」
「へぇ〜?(笑)うーん。成宮は普通にいい人だと思うけど…。ななも仲良くなれると思うよ?」
椿はどう?と言う風に私の顔を見る。そして何か思いついたみたいで口にする。
「今度私とななと成宮と成宮の友達の誰か誘って遊びに行こうよ!」
「は?急に何?私男と出かけるのとか無理だと思う。」
「大丈夫だって!ちょっと聞いてくるね〜。」
私の返事も聞かずに椿は行ってしまった。
戻ってきた椿は嬉しそうな顔で私に言う。
「2月の初めなら行けるって!ななも行けるよね?」
少し考えたあと返事を返した。
「うん。行けるよ。」
そして4人で遊びに行くことが決まった。
大丈夫と自分に言い聞かせて当日を待つ。
あっという間に4人で遊びに行く日になってしまった。私は待ち合わせの場所に着いて残りの3人を待っていた。そして最初に来たのは成宮だった。
「今日ちょっと暑いね。上着ミスったぁ(笑)」
と話す。私はあまり話したことのない人特に男子と話すのは苦手で上手く話せなかった。
「私も上着ミスったかも(笑)」
と返した。だよなぁと言う成宮と2人で椿達を待った。しばらくして椿が来てその後に成宮の友達の西崎夏月が来た。
「夏月おそっ(笑)お前が一番最後だぞ(笑)」
「え?まじ?ごめん〜。」
そんな男子2人の会話を聞きながら歩く。
しばらくして椿が2人には聞こえない声で「どう?やっぱ辛い?」
と聞く。私は首を横に振り大丈夫と言った。
そして成宮は私の家が他の人より遠いからか帰り方を教えて心配してくれた。
帰りの電車で私は成宮にメッセージを送った。
『今日はありがとう。楽しかった。』
『俺も楽しかった。』
そのまま少し会話を続けた。けど話したのはその日だけでその後は学校でもメッセージでも話すことはなかった。
そして2年生になった。2年生になって1ヶ月後くらいに成宮からメッセージがきた。
『久しぶり〜。最近話してなかったね〜。』
『たしかに久しぶりかも。』
またメッセージで話すようになった私達が仲良くなるのに時間はかからなかった。それからクラスが違くてもお互いの教室に行って話したりしていた。椿からは『付き合ったの?』とか色々言われたが全て否定した。男性恐怖症だった私は成宮と友達になることができた。
