戻ってビニール袋の中身を見せると、案の定、茶色ばかりだと苦情を頂いた。
「何でこんなに色が偏ってんだよ。煎餅とチョコはまぁ致し方無いとして、グミはもっと彩り豊かなのあっただろ。ほらあの、熊の形したカラフルな奴とか」
「私もそれ思ったんだけど、売り切れてた」
「マジか」
売り切れていたのなら仕方無いという顔をした馬鹿な律樹は、コンビニには他にも様々な種類のグミが売っていることには気が付かなかった。
私のお菓子選びのセンスの無さは闇に葬って、自販機で各自飲み物を選ぶ。律樹は蜂蜜レモン、穂花ちゃんはミルクココア、湊はブラックコーヒー。私は少し考えて、温かい緑茶のボタンを押した。
かまくらの中は、雪で出来ているとは思えない程暖かい。中央に小さなテーブルを置いて、そこにお菓子と飲み物を広げる。
このテーブルは、私と穂花ちゃんが買い出しに行っている間に律樹が持って来たらしい。そういえば、この空き地は律樹の家のすぐ傍だったっけ。
四人でぎゅうぎゅうと詰め合って、狭い純白の壁の中でお菓子をつまんで談笑する。
これだけあれば充分だと思っていたお菓子は案外すぐに無くなってしまった。されど胃袋は満たされない。律樹と穂花ちゃんが第二の買い出しに向かっていった。
「何でこんなに色が偏ってんだよ。煎餅とチョコはまぁ致し方無いとして、グミはもっと彩り豊かなのあっただろ。ほらあの、熊の形したカラフルな奴とか」
「私もそれ思ったんだけど、売り切れてた」
「マジか」
売り切れていたのなら仕方無いという顔をした馬鹿な律樹は、コンビニには他にも様々な種類のグミが売っていることには気が付かなかった。
私のお菓子選びのセンスの無さは闇に葬って、自販機で各自飲み物を選ぶ。律樹は蜂蜜レモン、穂花ちゃんはミルクココア、湊はブラックコーヒー。私は少し考えて、温かい緑茶のボタンを押した。
かまくらの中は、雪で出来ているとは思えない程暖かい。中央に小さなテーブルを置いて、そこにお菓子と飲み物を広げる。
このテーブルは、私と穂花ちゃんが買い出しに行っている間に律樹が持って来たらしい。そういえば、この空き地は律樹の家のすぐ傍だったっけ。
四人でぎゅうぎゅうと詰め合って、狭い純白の壁の中でお菓子をつまんで談笑する。
これだけあれば充分だと思っていたお菓子は案外すぐに無くなってしまった。されど胃袋は満たされない。律樹と穂花ちゃんが第二の買い出しに向かっていった。

