昼休み、学食の誘い(というより招集指令)を適当に断り、穂花ちゃんをランチに誘った。
彼女は手作りのお弁当を持参していると言っていたので、ご飯の前に購買へ出向き、インドの電車もびっくりな人混みを掻き分けてカツサンドとフルーツサンド、それとカフェラテを勝ち取った。
ビニール袋を振り回しながら上機嫌に階段を登り、屋上へと続く扉を開けると、そこには清澄の空が一面に拡がっていた。
「ごめんごめん、ちょっと遅くなっちゃった」
フェンスに寄り掛かっている穂花ちゃんの元へ駆け寄り、隣に腰を下ろして戦利品を無造作に取り出す。それに合わせて、穂花ちゃんもお弁当箱の蓋を開けた。どうやら、食べずに待っていたらしい。先に食べていてよかったのに。
気配り上手というか、謙虚というか。私には少し欠けている部分。そういうところにある種のリスペクトは感じるけれど、何だか生きづらそうだなと、胸の隅でちらりと思う。
「ふぉふぉふぁひゃんっへは」
「の、飲み込んでから話したら……?」
口いっぱいに含んでいたカツサンドをカフェラテで流し込み、改めて話を再開させる。
彼女は手作りのお弁当を持参していると言っていたので、ご飯の前に購買へ出向き、インドの電車もびっくりな人混みを掻き分けてカツサンドとフルーツサンド、それとカフェラテを勝ち取った。
ビニール袋を振り回しながら上機嫌に階段を登り、屋上へと続く扉を開けると、そこには清澄の空が一面に拡がっていた。
「ごめんごめん、ちょっと遅くなっちゃった」
フェンスに寄り掛かっている穂花ちゃんの元へ駆け寄り、隣に腰を下ろして戦利品を無造作に取り出す。それに合わせて、穂花ちゃんもお弁当箱の蓋を開けた。どうやら、食べずに待っていたらしい。先に食べていてよかったのに。
気配り上手というか、謙虚というか。私には少し欠けている部分。そういうところにある種のリスペクトは感じるけれど、何だか生きづらそうだなと、胸の隅でちらりと思う。
「ふぉふぉふぁひゃんっへは」
「の、飲み込んでから話したら……?」
口いっぱいに含んでいたカツサンドをカフェラテで流し込み、改めて話を再開させる。

