「ねー律樹、律樹ってば。おーい」
「聞こえてるわ馬鹿」
小声で名前を呼びながら背中をつんつんすると、律樹が顔を顰めて振り返る。どうやら、シカトするつもりだったらしい。落書きを見せる。律樹が吹き出す。先生から注意が飛ぶ。すいませーんと、湊が笑いを含んだ声で返す。
ちなみに、何故こんなにも都合よく私たちの席が近くに固まっているのかというと、問題児は問題児同士で纏めておいた方が何かやらかした時に目に付きやすいからだそうだ。昨日片桐先生がそう言っていたのだから間違いない。
私をこいつらと一緒にするなと言ってやりたいところだが、事実なので言い返せない。くそう、いつか絶対優等生になって、今まで問題児扱いしてきた奴らを見返してやる。
そう息巻いたはいいものの、他の授業も似たようなことをして過ごしたため、当分叶う予定は無い。
「聞こえてるわ馬鹿」
小声で名前を呼びながら背中をつんつんすると、律樹が顔を顰めて振り返る。どうやら、シカトするつもりだったらしい。落書きを見せる。律樹が吹き出す。先生から注意が飛ぶ。すいませーんと、湊が笑いを含んだ声で返す。
ちなみに、何故こんなにも都合よく私たちの席が近くに固まっているのかというと、問題児は問題児同士で纏めておいた方が何かやらかした時に目に付きやすいからだそうだ。昨日片桐先生がそう言っていたのだから間違いない。
私をこいつらと一緒にするなと言ってやりたいところだが、事実なので言い返せない。くそう、いつか絶対優等生になって、今まで問題児扱いしてきた奴らを見返してやる。
そう息巻いたはいいものの、他の授業も似たようなことをして過ごしたため、当分叶う予定は無い。

