それから律樹に荷物番を任せ、今度は私と湊と穂花ちゃんという何とも言えないメンバーで遊んだ。やんちゃ坊主が居なかったおかげで、とても優雅に遊ぶことが出来た。
そして、夏休みあるあると言っても過言ではないスイカ割りもした。ジャンケンで負けた私が目隠しをし、棒を持ったままよたよたと歩く。
対して三人は「もっと右!」「行き過ぎ! 左行って!」「前だよ前!」と好き勝手に言ってくれた。あまり信用に値するとは思えなかったが、他に道しるべが無かったので仕方なく恐る恐る進んでいく。
やがて「そこ!」という声が響き渡り、地面ごと叩き割る勢いで棒を振り下ろした。確かな手応えを感じ目隠しを外すと、ブルーシートの上にはプロのスイカ割り選手もびっくりな程綺麗な断面を見せるスイカがあった。
私が割ったスイカに、四人仲良く齧りつく。シャクッと小気味のいい音と共に、すっきりとした甘い味が口いっぱいに広がった。
何故か湊が食卓用の塩を持参していて、それを軽く振りかけてからまた食べ出すと、更に深い甘味に頬が落ちそうになる。
そういえば、スイカの種を飲み込むとお腹からスイカが生えてくるなんて都市伝説があったっけ。かき氷のシロップとは違い、こちらはあくまでも迷信なのだろう。
もし本当だとしたら、毎年夏にスイカの種を誤飲した人の腹からスイカが生えてきたというニュースが報道される筈なのだから。
くだらない妄想に頭を使っていた所為で、うっかり種を飲み込んでしまった。喉に変な感触が残り、コーラでその気配を誤魔化す。一連の行動を見ていた湊に、来年私の腹でスイカの収穫祭をしようとからかわれた。
そして、夏休みあるあると言っても過言ではないスイカ割りもした。ジャンケンで負けた私が目隠しをし、棒を持ったままよたよたと歩く。
対して三人は「もっと右!」「行き過ぎ! 左行って!」「前だよ前!」と好き勝手に言ってくれた。あまり信用に値するとは思えなかったが、他に道しるべが無かったので仕方なく恐る恐る進んでいく。
やがて「そこ!」という声が響き渡り、地面ごと叩き割る勢いで棒を振り下ろした。確かな手応えを感じ目隠しを外すと、ブルーシートの上にはプロのスイカ割り選手もびっくりな程綺麗な断面を見せるスイカがあった。
私が割ったスイカに、四人仲良く齧りつく。シャクッと小気味のいい音と共に、すっきりとした甘い味が口いっぱいに広がった。
何故か湊が食卓用の塩を持参していて、それを軽く振りかけてからまた食べ出すと、更に深い甘味に頬が落ちそうになる。
そういえば、スイカの種を飲み込むとお腹からスイカが生えてくるなんて都市伝説があったっけ。かき氷のシロップとは違い、こちらはあくまでも迷信なのだろう。
もし本当だとしたら、毎年夏にスイカの種を誤飲した人の腹からスイカが生えてきたというニュースが報道される筈なのだから。
くだらない妄想に頭を使っていた所為で、うっかり種を飲み込んでしまった。喉に変な感触が残り、コーラでその気配を誤魔化す。一連の行動を見ていた湊に、来年私の腹でスイカの収穫祭をしようとからかわれた。

