『君』の代わり。


玄関に入る前

一瞬緊張した



朝日奈が

うちに来た



朝日奈は

緊張してない?



朝日奈を見た



「ん?なに?」



「スカート、短くない?」



変態発言ぽいと

言ったあと思った


でも

ずっと気になってた


朝日奈ぽくない



「ばあちゃん、そーゆーのダメだから…」



ばあちゃんのせいにして

朝日奈の
ウエストでクルクル巻かれたスカートを

玄関前で直した



腰、細い



朝日奈の息が

オレの胸辺りで熱くなった



え、コレって

エロくね?



「あ、ごめん
自分でできたよね」



「ん?うん…
ねー、星野…お腹空いた」



一瞬照れた朝日奈を見て

オレもまた照れた