私の行きたい所に行って
私の買いたい物を買って
私の食べたい物を食べた
私の住んでる所には無い物
私の住んでる所には無い場所
でも
星野は変わらなく隣にいて
きっと
どこに行っても
星野がいれば
楽しんだろうな
何を食べても
星野がいれば
美味しんだろうな
そう思った
「買いたいの全部買えた?」
「うん、買えた!
雑誌で見た服、欲しかったんだ
可愛かったよね!
私に似合うかな?」
「んー…
ハッキリ言ってもいい?」
「え、なに?
まだ着てないのに、似合わないとか言う?」
「いや…
朝日奈は、何を着てても
オレの中では、変わらない」
「もぉ!何を着ても同じってこと?
ひどいよ、星野…」
「何を着ても、可愛いと思う」
「え…」
「何も着てなくてもいい」
「もぉ…やめてよ…」
「朝日奈、赤いよ」
いつも冷静なのに
たまに照れる星野が好きで
おばあちゃんの前ではよく揶揄うけど
たまに
こんなふうに
仕返しされる
やっぱり星野には
敵わない
何も着てなくても…
そんなこと考えたら
星野と寝るのドキドキする
また赤くなる
鏡見なくても
赤いの分かる
「朝日奈、暑いの?
そろそろ家行く?
たぶん今日、家族でご飯食べるかも…
みんな朝日奈のこと待ってるから…」
「私じゃなくて、星野のことでしょ!」
「オレは歓迎されてないから…」
星野はそんな事を言うけど
きっとみんな星野が帰って来るのを待ってる



