『君』の代わり。


「ん?なに、コレ…」



星野の本に挟まってたメモ



なんてことなしに

見てしまった



『先生が好きです
先生と同じ高校に行きたくて
ずっと頑張ってきました』



先生…?



星野?



ん?



「星野、コレ…」



「あー…」



「あー…じゃなくて
星野が家庭教師してるのって
女の子なの?」



「うん、そーだよ」



「なんで、言ってくれなかったの?」



「別に言う必要ないじゃん」



ムカついた



「ひなちゃん
味噌汁温まったから盛ってくれる?」



「はーい!」



おばあちゃんの前では

ケンカしたくない



ケンカっていうか

私の嫉妬だけど…



なに?あの言い方



別に言う必要ないじゃんって!



もぉ!!!