ハツコイ〜僕らははじめてだった〜

「そろそろ帰らなくちゃね。」

「直樹、今日は家ありがとう。」

「どういたしまして。また月曜日にな。」

「おじちゃんもありがとうございました。」

「また、いつでもおいで。」

そう言って、4人は直樹の家を出た。

かっちゃんも克も
徒歩の舞と詩織にあわせて
自転車をおして歩いている。

「いやー、直樹の好きな子
素敵だったね。直樹はお調子者だけど
本当皆をよくみてるんだなーって思った。」

と詩織が感心する。

「本当、俺たち
直樹には頭が上がらないっす。」

かっちゃんが笑った。

「えー!他に何かあったのー?」

詩織がかっちゃんに聞いた。

「男同士の話。」

「えー!えっちな話してたんでしょ。」

「ちが!まだしてない。」

「え?まだ!?もー変態っ。」

詩織とかっちゃんのやりとりを聞いて
克も舞も笑った。

「じゃ、私はここで。」

詩織が曲がろうとすると

「俺、送ってく。克も舞を頼んだ。」

とかっちゃんが克に言った。

「おう。また月曜日に。」

と克も手を振る。