ハツコイ〜僕らははじめてだった〜

「舞、これ舞からって。
用意してくれてたの?」

克が驚いた顔をして言った。

「うん。お誕生日なんですけど…
って相談してたの。」

「まじかー!!本当全部ありがとう。」

克は嬉しそうに言った。

「よかった。あとこれも。」

そう言って舞がプレゼントを手渡す。

「プレゼントだらけだ。開けていい?」

「もちろんっ。」

克がラッピングを丁寧に解いていく。


「わー、アルバムだ。
はは、こんなこともあったね。
あ、これ海行った時の。…舞可愛い。」

克が1ページずつ見ながら言った。

「準備大変だったろ?すっげー嬉しい。」

「ふふ、よかった。」

「これは?」

小さな箱を手に取る克。

「開けてみて。」

スルスルとリボンを解いて箱を開ける。

「おー。ペアだ。カッコいい。」

「貸して?つけてあげる。」

舞がブレスレットを手に取って
克の手首につける。

「舞も。」

克も舞につけてくれた。

「ありがとう。
ちゃっかり私も買っちゃったの。」

舞が嬉しそうに手首を眺めて言った。

「これも読んでいい?」

手紙を手に取る克。

「うん。」

舞は恥ずかしそうに答えた。