ハツコイ〜僕らははじめてだった〜

「…かっちゃん、恥ずかしくない?」

「え?恥ずかしいよ。
道行く人が皆これ見てる!」

克幸は、笑いながら答えた。

「…ごめん。
何か目立たないのにすればよかった。」

「全然良いよ。
詩織が欲しいのが嬉しいし。」

「ありがとう。
ペアのものだから、ミッキー、
かっちゃんと思って大事にするね。」

詩織が笑って言った。

「そしたら、ミニー貰っていい?
俺も、詩織と思って大事にする。」

「もちろん!
抱っこして寝れるサイズだから嬉しい。」

「…俺も、毎日抱いて寝よ。」

「うー、何かやらしい。」

「やらしいって言った人が
やらしいんですー。」

克幸が口を尖らせながら言った。

「ふふ、でもまたカッコいい
かっちゃんを見れて嬉しかった。」

詩織が嬉しそうにそう言った。

「…惚れ直した?」

「惚れ直したー!」

「よっしゃー!そしたらカキ氷買って
皆のところ戻ろー!」

克幸もニコニコで歩き出した。