「お母さん、夜用のナプキン
どこやったっけ?」
舞がトイレからお母さんに尋ねる。
「棚にない?」
「…あ、あった!」
夏祭り当日。舞は
バタバタと準備をしていた。
「もー、浴衣なのに生理きたー。
多めに持っていけば大丈夫かなぁ?」
「大丈夫よー。それか、行く時にタンポン
つけて行ったらいいんじゃない?
この前、教えてあげたでしょ?
皆と一緒だったら、ちょくちょくトイレ
寄れないかもしれないし。」
お母さんが戸棚からタンポンを
持ってきてくれる。
「うん。そうだね。そうする。」
「あ、あと念のため、下着の着替え
持っていきなさい。もしも汚しちゃったら
いけないから。」
「さっすがー、お母さん。
ポーチに入れとこ。」
舞がいそいそと準備をする。
「克くん、17時半過ぎに
迎えに来てくれるんでしょ?
詩織ちゃんたちとはどこで集合するの?」
「三角公園。」
「そう、ならいいわね。
じゃあ、肌襦袢に着替えて。
先に髪の毛してあげる。」
お母さんは、浴衣のセットを
手際よく、並べ始めた。
「はーい。」
舞は着替えた後、お母さんの鏡台の前に座る。
お母さんは慣れた手つきで、舞の髪の毛を
とかし、おだんごをつくっていく。
「髪飾り、これでいい?」
着物の柄に合わせた赤い花の髪飾り。
「うん。ありがとう。
…お母さんも、お父さんと夏祭りとか行った?」
「デートでってこと?」
お母さんが聞いた。
「うん。」
「大河原橋のとか、よく行ったわー。
それこそ、職場の人たちとグループデートで。」
お母さんたちは職場結婚だ。
どちらも市役所に勤めている。
「そっか。車あるといいよね。
遠いところまで、すぐだもん。」
「まあ、そうね。だけど自転車でのデート
もいいじゃない。青春って感じで。」
「お母さんは、学生の時どうだったの?」
「んー?そうね、高校生の時は
社会人の人と付き合ってたから、車だったけど
中学生の時はそれこそ自転車で。
2人乗りしてデートしたり。」
お母さんが懐かしそうに話していると
「おーい、聞こえていますけどー
元カレの話ー!」
とリビングからお父さんが叫んだ。
「ふふふ、ごめんねー。」
お母さんも叫ぶ。
「お父さん、やきもちやきだから。」
そう話すお母さんは嬉しそうだった。
どこやったっけ?」
舞がトイレからお母さんに尋ねる。
「棚にない?」
「…あ、あった!」
夏祭り当日。舞は
バタバタと準備をしていた。
「もー、浴衣なのに生理きたー。
多めに持っていけば大丈夫かなぁ?」
「大丈夫よー。それか、行く時にタンポン
つけて行ったらいいんじゃない?
この前、教えてあげたでしょ?
皆と一緒だったら、ちょくちょくトイレ
寄れないかもしれないし。」
お母さんが戸棚からタンポンを
持ってきてくれる。
「うん。そうだね。そうする。」
「あ、あと念のため、下着の着替え
持っていきなさい。もしも汚しちゃったら
いけないから。」
「さっすがー、お母さん。
ポーチに入れとこ。」
舞がいそいそと準備をする。
「克くん、17時半過ぎに
迎えに来てくれるんでしょ?
詩織ちゃんたちとはどこで集合するの?」
「三角公園。」
「そう、ならいいわね。
じゃあ、肌襦袢に着替えて。
先に髪の毛してあげる。」
お母さんは、浴衣のセットを
手際よく、並べ始めた。
「はーい。」
舞は着替えた後、お母さんの鏡台の前に座る。
お母さんは慣れた手つきで、舞の髪の毛を
とかし、おだんごをつくっていく。
「髪飾り、これでいい?」
着物の柄に合わせた赤い花の髪飾り。
「うん。ありがとう。
…お母さんも、お父さんと夏祭りとか行った?」
「デートでってこと?」
お母さんが聞いた。
「うん。」
「大河原橋のとか、よく行ったわー。
それこそ、職場の人たちとグループデートで。」
お母さんたちは職場結婚だ。
どちらも市役所に勤めている。
「そっか。車あるといいよね。
遠いところまで、すぐだもん。」
「まあ、そうね。だけど自転車でのデート
もいいじゃない。青春って感じで。」
「お母さんは、学生の時どうだったの?」
「んー?そうね、高校生の時は
社会人の人と付き合ってたから、車だったけど
中学生の時はそれこそ自転車で。
2人乗りしてデートしたり。」
お母さんが懐かしそうに話していると
「おーい、聞こえていますけどー
元カレの話ー!」
とリビングからお父さんが叫んだ。
「ふふふ、ごめんねー。」
お母さんも叫ぶ。
「お父さん、やきもちやきだから。」
そう話すお母さんは嬉しそうだった。
