年下男子に追いかけられて極甘求婚されています

トントンと部屋がノックされ、その音だけで潤くんだと感じた私は浮き足だって扉を開けた。

「はいはーい」

「っ!なぎっ、ちょっと!」

潤くんは急に慌てた感じで扉をするりと抜けて部屋に入ると、後ろ手で扉を閉めた。

「どうしたの?」

「どうしたのじゃないって。そんな格好で簡単に扉を開けるなよ」

「んー?」

すでにくつろぎモードの私は下着の上に薄いTシャツ、ハーフパンツの状態だ。最近の気候は秋も深まりだいぶ肌寒くなってきた。だけどこの部屋は他の客室と同じように部屋の温度は快適に保たれている。

「ちょっとラフすぎたかなぁ?」

「そうじゃなくて、今訪ねてきたのが俺じゃなかったらどうするんだよ。確認せず無防備に扉を開けないで」

「だって、こんな時間に訪ねてくるのなんて潤くんしかいないじゃない」

「だから、下着が透けてるし足も出てるしそんな姿誰かに見られたら……ああ、もうっ、エロいんだよ!」

「……狼が来た」

「俺、真剣に言ってるんだけど?」

「ごめん、ごめんなさいってば。怒らないでよ。こんな姿潤くんの前でしか見せないってば。あと実家かな?ていうか、そんなに透けてる?」

Tシャツを広げて確認してみたけど自分ではよくわからない。こんな、どちらかというとだらしない格好でエロいとか言われるとは思ってもみなかった。