僕は殺し屋。

今までたくさんの人を殺めてきた。

僕には殺し屋の仲間がいた。

仲間は10人。



だが、そのうちの7人は殺された。何者かによって。

許せなかった。

地球上に人間が7億ほどいる中で、仲間はたったの10人だったというのに今ではもう3人だ。

「朔、次の依頼だ。行くぞ。」

「あぁ、分かった。」

僕の名前は朔。彼の名前は勇。仲間の3人のうちの1人だ。

「…今回の依頼は少し難易度が高い。絶対成功させるぞ、朔。」

「もちろん、僕たちが殺されないようにね…」


殺し屋として任務を一週間以内に成功させられなかった場合、依頼のターゲットとその依頼を担当した殺し屋が殺される。

知らない何者かによって。

仲間だった7人もそいつに殺された。